スリランカの生物


 多様な生物に恵まれたスリランカは、天然資源の保護には長い伝統がある。野生生物の生息地の多くが失われ、密猟者により種の数が減っていく危険もまだあるが、国土の 13.3%(1997年) は保護されている。
 スリランカは、生物多様性、絶滅危惧種、有害廃棄物、核実験禁止、オゾン層、湿地などに関する国際協定の参加国である。


植 物

海岸沿いの低地にはビンロウジュ、ココヤシ、パルミラヤシなど多種類のヤシ科植物が分布し、マングローブとタコノキ属の植物が海岸地域にみられる。

動 物

野生動物では、チーター、ヒョウ、サル、ゾウなどのほか、絶滅があやぶまれる種もふくめ、多種類の鳥や爬虫(はちゅう)類などが生息している。


インドゾウ(学名 Elephas maximus)

 体重約5トン、毎日約150kg の果物や葉を食べるこのゾウは働き者で、5000 年以上も前から人間に使われて木を倒したり、道を造ったり、戦争で城門を倒したりするのに役立ってきた。インドゾウの寿命は約40年である。かつてはアジア南部全域で見られたが、今ではインドと東南アジアの一部にのみ生息している。

 各地から消えていった主な原因は生息地がなくなったことだが、乱獲も減少の原因の1つで、19世紀だけで約10万頭が捕獲されたといわれる。現在残っているのは、約4万5000頭である。
 スリランカでは、ゾウはかわいがられ保護されている動物である。人々は、ゾウにも人間と同じようにカースト制があると信じている。古くから崇拝され愛されてきたゾウは、スリランカの古典的な芸術作品に数多く描かれている。宗教的な行事にも、しばしば豪華に飾りたてられたゾウの行列が登場する。


※拡大できません

 
ヤラ(Yala)国立公園にて 1993.8.26撮影

これらの写真はすべて有馬白百合幼稚園スタッフが撮影したものです。
写真をクリックすると拡大写真が見れます。

参考文献:Microsoft Encarta Reference Suite 2000 (エンカルタ総合大百科2000)
マイクロソフト株式会社の登録商標です


スリランカと持田学園へジャンプ
スリランカってどんなところ?へジャンプ
スリランカの人々へジャンプ

案内板へ戻る